愛しの岡本太郎様
mamiは何十年も前から岡本太郎さんの大ファンで、彼のお母様の岡本かの子の小説やお父様の岡本一平の漫画も大好きの筋金入り。
太郎さんの長年のパートナー敏子さんのエッセイも小説も素敵。歯切れのよい彼女の文章は、真実味があり、人の胸をうつ。
彼は、万博の太陽の塔を作るだけの人ではなく、縄文式文化や沖縄の文化論や、長年のベストセラー今日の芸術など、いかす文章を書く。ピアノも弾く、スキーもうまい(関係ないか)
でも、それは太郎さんが口頭したものを、敏子さんが文章にした、とも言われている。あの生き生きした文章は、多分そんな気がする。
でも、それでもいいの、だって彼らは二人でひとつだったから・・
かつて私が恋愛していた人と、箱根の美術館へ行った時、岡本太郎の赤い狐(うどんみたい~)という作品があり、岡本太郎のこと何も興味もなかった私がふと彼に「この絵、好きだ」と言ったら「今mamiの気持ちが赤く燃えてるんだね、今の自分をうつすからね」と言った。
表現ってのはそんなものなのか、と感じたのを覚えている。そのとき以来、絵を見る目が変わったような気がする。その言葉は今もずっと忘れない。
でも、今いくら探しても赤いきつね、っていう作品はない。赤いリボンならあるんだけど。夢だったのかな?
彼女が70歳の時に書いた岡本太郎との恋愛小説は、思いがけないほど官能的で、猛烈だった。恋愛シーン以外の内容は少々置いといて。彼女は直木賞を狙っていたらしいけど。
いつも熱湯の中で生きてるような二人で、ぬるま湯的なものは一切なく、芸術派爆発だ!というのは、
彼らの氷山の一角で、深くて広くて熱くて爆発しててそして暖かくて、作品も彼らの人間性もとても魅力的だった。
今年は岡本太郎生誕100周年記念でドラマだったり特集だったりたくさん楽しませてもらった。
今名古屋パルコに太郎さんが来ている。不思議な世界を表現している。
入場料300円で、(何でそんなに安いのかな)入りやすいしみなさん是非行ってみてください!自分をぐちゃぐちゃに掻き回して一度壊して、淀みなくして、熱く熱く生きていこう!!あぁ、また語ってしまった。年食ったんだわ・・・
和み着物塾
コメント4件
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お久しぶり!
超~~~久しぶりに来てみたら、何やら熱く語っているではないの。
すごいなぁ、まみちゃん。
やまいも様に同感!
私はその熱さ、いったいいつどこに置いてきちゃったんだろう。
ぬるま湯にどっぷり浸かっている今の私には、まみちゃんが眩しすぎる。
でも私だって熱く生きたいんだってことを思い出させてくれたよ。
ありがとう!!
明後日から講師の仕事が始まります。頑張らないとね。
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keiたんいつも応援ありがとう!古くても昔からあるものでも、よいものは常に新鮮ですね!
いつも沸騰したお湯みたいに生きていたいです。ぬるま湯はイヤ!
運動会終わったらまたみんなで語ろうね♪
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こんにちは!
「自分をぐちゃぐちゃに掻き回して一度壊して、淀みなくして、熱く熱く生きていこう!!」
この下りに、改めて私はあなたのファンになりました。
時には、生きるのすら大変な時代。
そんな時、彼の芸術に触れ、生きていくことに背中を押されるような刺激を受けてみたい・・・読んでいてそう感じました。
年を食ったようには感じられません、むしろエネルギッシュでみずみずしい感じを受けました。
どこから、そのパワーは湧き出てるのかしら。また、是非その秘密を教えて下さいね♪
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yokoちゃん♪コメントありがとう!とうとう講師始まるんですね!よかったね~yokoらしさが一番でる仕事だと思います。いつも気になってました。ほんと、嬉しい。熱く生徒に語ってね!近いうち近況報告しょ♪