涼しげ単衣の着物
6月になり衣替えの季節になりました。
とはいっても最近の日本は亜熱帯気候なので、早めに長襦袢や半襟は絽の素材にしてしまいます^_^
今日のお客様は女社長さん。パーティがある毎に依頼してくださり、嬉しい限り!そして毎回違うお着物も楽しみです。着物は単衣。アイボリーに薄いピンクの花。帯は単衣に合わせる博多帯。全通柄で締め色で着物姿の真ん中をキリリと引き締めます。
暑い夏に向かうこの季節こそ、薄物の着物姿は周りを涼やかにします。
提携先の美容院にて。楽しいパーティでしたでしょうか?
お次は京都でのお茶会のお客様。
今迄ずっとご自分で着付けされていた方でしたが、急に腕が上がらなくなり、裾を決めたり帯をあげたりのお手伝いさせて頂きました。あとはご自分の着方がおありになるので、お任せです。米寿のお祝いをされたばかり。年齢が行くと襟芯も首に当たって辛いそうです。色んな小物を排除した楽な着付けは、大切な事ですね。
着付け師側だけの見た目重視より、楽で長い時間を過ごせる着付けの勉強になりました。
お客様のこの帯の柄。お茶室の炉を表現されているそうです。
一人一人に物語がありますね。
mami
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