着付け師への道のり③箪笥の中身
着付け教室に通うようになった私は、着付けが少しづづできるようになると、着物に慣れてきて、気になっていた箪笥の中の着物を少しづづ開き、触ることができるようになってきました。
今まで何故か神聖なものに触るのが怖いかのように避けていたあの箪笥!少しづづ身近な感じに(笑)
今の私が時空を超えてその時の私の所へ行けるなら、トントンと肩をたたいてクスクスと笑いながら言うでしょう。
「大したことないよ!普通の着物が少し入ってるだけだよ~(笑)どんどん着なよ!」
流石に訪問着や付け下げはセレモニーに取っておくとして、紬や小紋などは機会があれば着るようになってきました。保育園の送り迎え送りまで着物で行くようなり、そう、まさしく着物にハマってしまったのです。あぁ楽しい。
箪笥はもはや怖いものではなくなり、宝物の箱になったのです。
着付けの資格を取り始める
着付けに対して欲が出てきた私は習っている流派の資格の勉強を始めました。
少しづづ登っていく着付け道。知らない間にもうレールが引かれてたんですね。
その時は遮二無二資格を取ることを頑張っていて、まさか人に着せる日が来るとは全く思いもせず毎日自装(自分で着物を着る事)の練習をしていたのです、、、。
続く・・・
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